

日記
明けましておめでとうございます♪♪
秋のお茶会
避難訓練~もしも夜に火災が起こったら~
今日、風雅の里では、夜間帯に 火災 が起こったことを想定した避難訓練を行いました。
できれば起こらないで欲しい 火災 や 地震 など、いざという時のために、職員は本気
で訓練をしています。
夜間は職員が少ない上に、皆さんベッドで気持ち良く眠られている。
その設定ですから、まずは3名の職員が火元近くの居室から、ご入居者の皆様を安全な
場所までお連れしました。
水平移動で段々と全員が集まります。
風雅の里は、幸いにもほとんどの居室がベランダに繋がっています。
ですので、屋外への脱出も比較的しやすく、閉じ込められることがありません。
消防自動車も緊急自動通報から、約7~8分で到着します。
おっと!!
最終確認で、お部屋に取り残されていた方を発見!!これで全員、避難完了しました。
走り回った夜勤者役の職員の皆さん、
ご協力いただいたご入居者の皆様、本当にありがとうございました。
毎日を気持ち良く、いざという時も安心できるように、努めてまいります。
『ペタンク』~レクリエーション(デイサービス)
「うなぎが食べたぁ~い!!」
少し前のお話ですが、
あるご入居者様とお話ししていたら、「もう生きていても仕方ない」というお言葉が。。。
その方は、移動などお一人で動くことが難しい方なのですが、意思ははっきりしています。
お部屋に入らせていただいて「何かしたいことはないの?」と尋ねてみると、
「ない」「生きていても仕方ない」と悲しいお返事が。
生きる希望が持てないのに生きているほど辛いことはないのでは・・・と思い、質問を変えて
「そっか、じゃあ、何か食べたいものはありますか?」と尋ねると、
「うなぎ!!」
「うなぎが食べたいの?」
「うなぎが食べたい!!」
「じゃあ、うなぎをご用意しましょうか?」
「うん!!」
普段は、ミキサー食をご自分で召し上がる方なのですが、もうここからは止まりません!!
「トキハのうなぎがいい。」「うなぎは刻んじゃダメよ、美味しくなくなるから」
「ご飯が下にないとダメ!!」「タレの味が付いたご飯!じゃないと美味しくない」
うな重への要望が高まります。
さっきまでの「もう生きていても仕方ない」の姿はありません。うな重を夢見て、輝いています!!
食べることへの情熱が目覚めます!!
そして、晴れて うな重 が目の前にやってくる日が!!
目の前に現れたうな重に、感極まって、もう泣きそうな表情に。
普段はスプーンを使ってお食事をするのですが、割りばしを手に取り、「これ開けて」
おっ、お箸で食べるの?!!
見事にお箸で、大きなうなぎをつかみ、頬張りました!!
もう夢中で、まだうな重のセッティング途中でも箸がのび、もう職員の声は一切聞こえていません。
エプロンにこぼれたタレ付きのお米粒も拾います。
この後、ご飯は半分残されましたが、うな重を堪能され大満足されました。
私たちが当たり前にできる「好きな時に好きなものを食べる」が小さな生きる喜びに繋がりました。
ちなみに、今回うなぎを約束し、ご用意させていただいた私は、「うなぎのお姉さん」と呼ばれています。

