日記
ノーリフティングケア~Takeoff-テイクオフ~
大分県の社会福祉介護研修センターさんからスタンディングリフト&ベルトをお借りして、リフトリーダーが福祉用具の説明と使い方の指導を行いました。
スウェーデンで開発された手動型のスタンディングリフト『Takeoff』
スタンディングリフトがあれば起居動作などが楽に行えるんじゃないか!!
風雅の里の居室(個室)には、それぞれトイレが設置されています。
でも、なかなか風雅の里のトイレの広さに合うスタンディングリフトが無いんです。
でももし、スタンディングリフトがあれば、ご利用者も職員ももっと楽に移乗動作ができるんじゃないか。
トイレの部屋の広さは簡単には変えられないので、ずーっと小型のスタンディングリフトを探していました。
そして出会えたのが、スタンディングリフト『Takeoff』
使用できる対象者は、
・補助があれば立ち上がりや立位姿勢が取れて、バランスも取れる方
・スタンディングハンドルをつかめて、介助者の指示が理解できる方
と限られていますが、まずは職員同士で使い心地を試してみました。
「これ、意外とイイねぇ~」
「〇〇さんに使いたいけど、片麻痺だから対象じゃないなぁ~」
「片麻痺の方にも使える福祉用具を開発してほしいよね、現場の希望を〇〇先生に伝えてみよう!」
これから1週間の試用期間、職員同士で体験しながら、リフトリーダーがご利用者様にもお使いいただいてみます。
『103歳のバースデイ』~久しぶりの再会も~
『ご面会』~コロナで会えなかった日々を取り戻す~
風雅の里では、7月から入居者とご家族の皆様に『ご面会』をしていただいています。
新型コロナウイルスや他の感染症も流行しており、多少のリスクはありますが、
大人の方(学生さんは除く)に限定するなどルールを決め、ご面会していただけるようにしています。
現在、風雅の里のご入居者29名の内、4名が100歳を超えていらっしゃいます。
その息子さんや娘さんは、もう70代や80代。
「施設に入所しているから」という理由で会えなかったご家族に、『直接会う』という
コロナ前には当たり前だったことをしていただき、会えなかった日々を取り戻していただいています。
『この手のぬくもりが忘れられない』とご家族の手をしっかり握るご利用者様。
風雅の里で感染症が発生しない限り、ずっとご家族同士が会えるようにしていきます。